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NISA(ニーサ)がスタートします。

平成26年1月からNISA(少額投資非課税制度)がスタートします。この制度を利用すると、株式投資信託や上場株式の配当・譲渡益等にかかる税金が非課税になります。

(1) NISAの創設

平成25年12月末日、上場株式等の配当・譲渡益等にかかる軽減税率が廃止され、平成26年1月以降は10%から20%※の本則税率に戻ることが決定しています。
これに伴い、平成26年1月から導入されるのが少額投資非課税制度のNISAです。この制度を利用すると、年間100万円までの株式等への投資についての配当・売却益等が非課税となります。

※平成49年までは復興特別所得税が付加された20.315%となります。

(2) NISAの利用方法

NISAの利用には金融機関で専用口座を開設する必要があります(20歳以上の日本居住者であることが条件です)。利用希望者は口座開設の申込書を提出して、その後金融機関が税務署に申請します。専用口座は一人一口座しか開設できないため、重複利用の有無を税務署が確認し、承認された後に取引開始となります。

(3) NISAの特徴

NISAの口座開設可能期間は平成26年から平成35年までの10年間です。年間100万円を上限とし、最大で同時に500万円までの投資に対する収益について非課税となりますが、NISAを利用する場合には以下のような注意点もあります。

【NISAの注意点】

  1. 対象となる取引は、口座開設後に投資した株式等です。
  2. 非課税期間は最長で5年間です。
  3. 非課税投資総額は年間100万円まで、最大で500万円(100万円×5年間)です。
  4. 口座開設後、一定期間は金融機関を変更することができません。
  5. NISA専用口座と特定口座・一般口座の損益通算はできません。
  6. いつでも売却可能ですが、売却した場合は売却部分の非課税投資枠を再利用することはできません(年間で100万円までの投資が上限となります)。
  7. 非課税期間終了後において保有している株式がある場合、以下のどちらかを選択することができます。
    (1)課税口座(特定口座・一般口座)へ移管。
    (2)翌年以降の新たな非課税枠へ移管(時価100万円を上限)。

(4) NISAの利用受付について

夏から秋頃にかけて受付開始となります。(各金融機関、証券会社によって受付開始日が異なるため、詳しい日程につきましては各ホームページでご確認ください。)

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  • 株式会社リリーフSTSS
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